Written by Meke

PMP(第6版)一発合格!【合格に必要な3箇条】

PMP認定資格

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こんにちは、めけ(@Meke_korepro)です。

昨年2020年12月に、目標だった「PMP認定資格」に無事一発合格することができました。

PMP認定資格ってどんな資格なの?

どうやったら一発合格できるの?

ぜひ参考にしてみてくださいね。

PMP認定資格とは?

PMP認定資格の主催元であるPMI(Project Management Institute)では次のように定義されています。

とある調査では、2027年までの間、毎年220万近くの新しいプロジェクトが立ち上がり、それらの運営者が求められています。これはつまり、それだけ熟練したプロジェクトマネージャーが多く必要とされていることを意味します。 PMP認定資格は、既に世界中で活躍しているプロジェクトプロフェッショナルによって、新たなプロジェクトプロフェッショナル達向けに考えられた認定資格です。PMP認定資格は、あなたが十分なプロジェクトリーダーシップスキルを持っていることを証明してくれます。(引用元:https://www.pmi.org/certifications/project-management-pmp

冒頭にもある通り、毎年220万個のプロジェクトが世界中で立ち上がり、今後それらを運営するリーダーが求められています。

ぷろにゃん
ぷろにゃん
220万個!?すごいね!

日本国内のIPA(情報処理推進機構)が主催している「プロジェクトマネージャ試験」と比べると、学習内容や試験の傾向から「プロジェクトマネジメントをより体系的で実践的な知識で学べる」印象が強いですね。

また、PMP認定資格では「IT業界に限定されないマネジメント知識が得やすい」という点でも非常に学ぶことの多い資格だと言えそうです。

PMP認定資格 プロジェクトマネージャ試験
試験日 いつでも! 春季(毎年4月第3日曜日)
受験料 $555
※PMI会員(年会費$150)の場合は$405に割引。
¥5,700
受験資格 35時間の事前学習
+36か月間(4,500時間の実務経験)
だれでも!
合格基準 非公開(以前は6割以上) 午前および午後で6割以上

PMP認定資格については、35時間の事前学習を提供しているサービスがいくつかあります。

後述しますが、私の場合は「E-PROJECT」というサービスを利用して学習を行いました。

費用は5万円~数十万円と様々ですが、PMI会員の年会費や受験料含めトータルで10万円くらいは覚悟しておいた方が良いかもしれません。。

ちなみに、プロジェクトマネージャ試験の合格率は約10%程度と言われており、PMP認定資格については不明です..

ぷろにゃん
ぷろにゃん
合格率が公表されていないんだね..

また以前は合格ラインが6割程度と言われていたのですが、現在は具体的な合格ラインは非公開となっています。

参考までに私の成績はこんな感じです。

ぷろにゃん
ぷろにゃん
合格ラインすれすれだね!

確かにギリギリ合格感はあるのですが..印象としてはNeeds Improvement、要は「あんまり知識身に付いてないですよー」が2つ以上なければ概ね合格は見えてくるのかな、という感じです。

PMP認定資格は日本国内での知名度があまり高くありません。

ただ世界的にみるとそうでもなく、特に本家PMIが存在する米国に限っては「プロジェクトを管理する = PMP認定資格取得を目指す」というくらい一般的な資格のようです。

ぷろにゃん
ぷろにゃん
でも、プロジェクト管理者需要が高い今だからこそ、持っておいて損はなさそうな資格だね!(資格取得費用は高いけどね..!)

ところで、恐らくPMP認定資格の取得を目指される方の多くは、既にプロジェクトリーダーとして数々のプロジェクトをご経験されている方が多いかと思います。

もし「プロジェクトリーダーって結局何をする人だっけ..?」「プロジェクトってそういえば何をもってプロジェクトっていうんだっけ?」といった疑問がある方は次の記事も参考にしてみてくださいね。

※2021年1月2日から試験内容が変更されているようです。PMBOKの版数が変化したわけではありませんが、これから受験される方は一度変更内容を各サイトでご確認される事をおすすめします。(参考URL:https://www.pmi.org/certifications/project-management-pmp/earn-the-pmp/pmp-exam-preparation/pmp-exam-updates
※試験申し込み時の自身の経歴提出についても以前は「文字数」換算であったところが、2020年6月18日から「単語数」に変更されており、記述量が増えていました。具体的な申し込み方法や、記述内容例については別の記事でご紹介させて頂こうかと思います。(参考URL:https://www.pmi.org/update-center/new-cert-application

学習方法の例

PMP認定資格の学習を進める上で必須となるPMBOKについてですが、入手先は次の3種類が中心になるかと思います。

  • Amazonで購入
  • 35時間学習サービス提供会社より購入
  • PMI公式サイトからダウンロード(PMI会員限定)

個人的には3つ目の「PMI公式サイトからダウンロード」がおすすめです。

というのも、PMI会員の場合はPMP認定資格の受験費用や再受験費用に割引が適用されるだけではなく、「PDF形式でのPMBOK」が入手できるという点で優れていると考える為です。

「紙媒体じゃないと勉強できない!」という人はともかく、今のスマホやノートPCが普及した中ではPDF形式での閲覧が可能である点は強い武器になります。

ぷろにゃん
ぷろにゃん
通勤中の隙間時間や、寝る前にちょこっと勉強するのにも便利だね。

さて、PMBOKを入手した後の学習には大きく次の2種類が必要となりますが、人によっては最初の1つだけで十分知識を賄える可能性もあります。

  • 受験資格としての35時間学習
  • 試験合格対策

それぞれ、私が行った学習方法と合わせて「こんな学習方法もあるみたいですよ!」をご紹介しますね。

受験資格としての35時間学習

通常法人が契約するレベルでのサービスとなると数十万単位でのセミナーや学習プログラムが挙がってしまうのですが、もちろん個人が契約するレベルの比較的安価なサービスも世間にはたくさんあります。

私が35時間学習として選択したのは、eラーニング形式で受講ができる「E-PROJECT」様の「PMP eラーニング講座」というサービスになります。

E-PROJECT | PMP・プロジェクトマネジメント・PDU・CBAP・BABOK・Prince2

ただ今は同じ講座が提供されていない..?みたいなので、詳しくはサービス提供会社へご相談頂くのが良いかもしれません。


※出典:E-PROJECT様受領メール

講座内容としてはそのまま受験に臨める十分な内容ではあったので、前述の通り”人によっては”この35時間学習だけで事足りるケースもあります。

ちなみに、「35時間学習≠35PDU」である点に注意してください。

PDUはPMP認定資格を3年ごとに更新する際に必要なポイントのようなもので、受験資格としての35時間学習には含まれません。

35時間学習については他に下記のような例もあるので、是非参考にしてみてください。

試験合格対策

自分で調べていると、「虎の巻で勉強しました!」という人も多い印象ですが、私の場合は書籍は使っていません。

私が使用したのは次の2種類になります。

ぷろにゃん
ぷろにゃん
PMP認定資格特有の考え方を、講座では「PMIイズム」って呼んでたね!

もちろん、上記のような「インターネットサービスじゃなくて、本で勉強したい!」という人もいるとは思うので、その場合は各社より出版されている学習書籍を参考に進めてみてくださいね!

目指せ一発合格! ~学習を進める上での3箇条~

ここまで「PMPってそもそも何なの?」「どうやって勉強するの?」といった疑問に対する私見を述べてきましたが、「PMP認定資格に挑戦してみたい!」という気持ちは沸いてきましたか?

ぷろにゃん
ぷろにゃん
挑戦してみたい!..けどお金もかかるし、できれば1回で合格したいな..

ここからは私が思う「一発合格する為の3箇条」についてご紹介します。

自分の経験ではなく、PMBOKの知識が問われている!

国内の「プロジェクトマネージャ試験」では、ご自身の経験を基にどういった課題に立ち向かったのかを論述するような問題があったりしますが、「PMP認定資格」ではあくまでも“PMBOKに記載されている内容に即した場合、どのように対応すべきか”が問われている点に注意してください。

例えば、次のような問題があったとします。

あなたは現在プロダクトの開発、検証作業を行っています。検証作業を進めていると、顧客の運用上に著しい問題を生じさせる可能性がある不具合が発覚しました。内容は非常に複雑で、PLだけでは解決に難を要します。あなたは次に何をしますか?
1.急いで顧客ミーティングを開催し、不具合の解決方法について話し合う。
2.チームメンバーを招集し、不具合の原因と対応策を検討した上で、顧客に対し報告を行う。
3.PL自身で不具合の原因調査、対策案に要する影響調査を行い、上司を含む各ステークホルダーに報告する。

実務上は「悪い結果はすぐに報告しなさい!」「プロジェクトメンバーみんなで考えて進める方が良い考えが集まりやすい!」といった考え方が先に挙がる為、1.や2.が採用されるケースもあります。

ただ、「PMP認定資格」においては考え方が異なり、“現在の状況如何に関わらず原因分析や影響調査が優先”“実行フェーズにおいてはチームメンバーを極力巻き込まない”という考え方が重要となる為、この場合は3.を採用すべきとなります。

ぷろにゃん
ぷろにゃん
実務では使えない知識なの?

そういう意見も出てくるかもしれませんが、「PMP認定資格」が基にしている「PMBOK」は実務慣行ではなく、あくまでも”プロジェクトを遂行する上でのガイドライン”といった位置付けになります。

“プロジェクトを遂行する上で基本的に必要な考え方やプロセス”を体系的に理解する事で、より品質を最大限に引き出す事ができるようになります。

プロセスフローを覚える!

PMBOKの学習は非常に範囲が広く、全てを覚えるのは難しいです。

ただ、プロセスの流れとPMP認定資格特有の考え方を理解する事で、合格への距離は一気に縮まります。

PMBOK内にもプロセスの一覧は掲載されているのですが、他のサイトでも紹介されている通りRicard Vergasさんが提供してくださっている「プロセスフロー 簡易バージョン」が非常に使いやすいかと思います。

PMBOK® Guide Processes Flow – Ricardo Viana Vargas (ricardo-vargas.com)
(日本語版PDFが提供されています、ありがとうRicardさん!)

問題を読む中で、「今自分はどのプロセスにいるのか」を理解する事で、おのずと次に実行すべきプロセスが絞り込まれます。それだけで問題が解けるケースも多いので、プロセスについては必ず覚えるようにしましょう。

実際の試験時間で問題を解いてみる!

「PMP認定資格」は4時間で200問(前半後半の間に10分の小休憩)という長丁場で試験に臨みます。

その為、いきなり本番を迎えてしまうと時間配分が狂ってしまい、問題を見返す時間がないどころか、場合によっては全ての問題を確認できずに終了..という最悪の結末を迎えてしまう事もざらではありません。

そこで、各社で提供されている模擬問題もしくは、上述のUdemy講座で提供されている100問を2時間続けて解いてみるなど、早いうちに実際の試験時間に近い形で問題を解いてみることをおすすめします。

限られた時間の中で7~8割の正答率を得られるようになれば、一発合格もすぐそこです!

ぷろにゃん
ぷろにゃん
これでぷろにゃんも立派なPMPホルダーに!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今や「プロジェクトを正しく管理し、着実に成功に導ける”人財”」はどの業界でも生き抜ける強い味方であると共に、年々必要とされる機会も増えています。

ただプロジェクトを管理できるだけではなく、論拠に基づいて行動ができ、さらには自身特有の知識やスキルがプラスされる事で唯一無二の存在になる事ができます。

学習を始めてから試験合格まで、早い人なら数ヵ月~半年程度で取得されるケースもありますが、ただやみくもに「PMP合格を目指す」だけではなく、ご自身のプロジェクトマネジメントに対してどのような活かし方ができるのかを考えながら学習を進めてみてくださいね。

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